名鉄香りバスとアパホテル


名鉄バスの運営する香りバスなるもののニュースがある。


化学物質アレルギーの方に、夜行バスに代わる手段が無い為に再考を…との記事だった。


これに異論は無い。


疑問に感じたのは、各種SNSを見ていて、アレルギー云々ではなく不快な臭いを押し付けるなって主張。


それそのものは、当然あるだろう。


が、それを主張する人の中には、アパホテルの問題では何が問題なのかとの主張をしている人もいる。


そこに違和感がある。


「一定の公共性があるサービス」が何らかの特色のあるサービスを行う事はあって良いと思う。


ただし、公共性が高ければ、あくまで選択肢の一つであり、ニュートラルなサービスも選べる事が必要ではないだろうか。


更に言えば、特色が強く好き嫌いが分かれるものの場合には、その選択肢の存在を宣伝等でユーザーに告知した方が良いとも思う。



その上で、どちらかを認めるならば、反対も認めるべきだし、どちらかを認めないのであれば、反対も認めない。


自分が好きなものは良いが、嫌いなものは許さない…これは、ユーザーが選択肢を選ぶって意味では当然だが、社会に対する主張としては、とても稚拙な好き嫌いレベルの感情論ではないだろうか。



ここ最近、このジャイアニズムとも思える矛盾溢れる主張が様々なニュースへの反応で見られる事に強い違和感を感じてしまう。